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分析家の独り言 406 (自宅放火で逮捕の少年送検 北海道・八雲町:子どもの感覚を尊重する)

8月3日、北海道・八雲町で起きた17歳少年が自宅に放火した事件。

少年が通っていた高校の話によると、本人は声優を目指して専門学校を希望していた。

ところが親は大学進学をすすめ、少年は親を説得中だったという。

まだ放火の動機は明らかにされていないが、「家族全員を殺すつもりだった」と供述し、友人に「俺は誰からも愛されない」ともらしていたことからも、少年は自分の感覚や意志、考えを尊重されていたとは思えない。


人は自分の感覚を大事にすることさえ難しい。

自分の感覚を親に認められ共感される事により、自分の感覚は正しいと思える。

暑さ寒ささえ自分が感じているものを、他者(親)に否定される。

子どもはそれほど寒いとは思わないのに、親(母)は風邪をひかれると困るので「もっと着なさい」と言う。

子どもと親(母)の寒さの感じ方は違うのに、親(母)が自分の感覚を子どもに押し付けると、子どもは自分の感覚があてにならなくなり、親(母)に合わせるようになり自分の感覚を持てなくなる。

自分で感じても親(母)に否定されるなら、自分で感じる必要がない。

暑さ寒さに限らず、空腹感や欲しいもの、やりたいこと、好きな事、行きたい所、進路、就職・・・等様々な事に関して、自分の感覚を自分のものとして感じ、考え、思い、承認される事である。

食べたい物を食べられなかったり、好きな色の服を着られなかったり、したくないことを強要されたりする。

これでは自分が何が好きで、何が嫌いで、何がしたいのかわからなくなる。

だから子どもの要求に「オールOK」で応え、子どもの感覚を認め尊重することである。


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