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分析家の独り言(オールOKし信頼を築く)

クライアント達は子どもにオールOKをしていく。

分析や子育て相談などで、子どもの様子を話される。

子どもの様子を聞けば、母親であるクライアントがオールOKをしているかどうかがわかる。

分析もオールOKも知らずにいたときは、親は子どもを思うように動かせた、子どもは親の言うことを聞くおとなしいいい子だった。

それがあるときから不登校になったり、非行に走り出したり、家庭内暴力が起こったりする。

親はこれまでいい子だったのが手におえなくなり、どうしていいかわからず助けを求めてくる。

そこでオールOKの対応法を話す。

実践してもらうと、親にとってさらに大変なことが起こる。

それは子どもの要求が増えるからだ。

お金であったり、世話であったり、どこかへ行きたいということであったり様々な要求である。

小さな子どものように、何気ないことを「見て」といったり、母親と一緒にテレビ・DVDをみることであったり料理をつくりたいということであったりする。

今度は親が子どもに動かされ、振り回される。

子どもに対応する親は、体やお金を使い子どもに付き合うことになる。

ところが親自身のコンプレックスが邪魔をし、「だめ」「できない」と言ってしまう。

それでも時には失敗しつつもオールOKしてもらう。

子どもの要求が出ているということは、お母さんが子どもに対応しているということである。

子どもは拒否され続ければ要求を出さなくなる。

母親を信頼できないからだ。

オールOKしていくと子どもは母親を信頼し始める。

子どもは親がこれまでと少し違うようだと思いだす。

おそらく要求を出す子どもも最初はおっかなびっくりであろう。

拒否され否定されてきたため、また「だめ」といわれるのではないかと恐いのである。

だから子どもが要求を出すということは、親への信頼の証となる。

そうして少しずつ自分のことを話し出すようになるとさらに良い。

20歳代よりは高校生、中学生、小学生、幼児、乳児というように子どもが小さいほど、母親の対応が子どもの言動に早く変化をもたらす。

重ねたマイナスが少なく、心が柔らかいのだろう。

子どもは何かしらサインを出してしるので、それにいち早く気づくことも大事である。

子どもから要求があまり出ないということは、まだ親を信頼していないし、まだいい子をしていたり、本当の自分を出せないでいる。

子どもが安心して親の懐に飛び込んでいける信頼を勝ち取るには時間もかかる。

根気強くやり続けることが大事。

どうかお母さん達頑張って、と願う。


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