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分析家の独り言631(オールOK No.6)


現実(対象)に対して主体的に関わり対応出来ることが健康な心の状態です。

ラカン精神科学研究所メルマガNo.59 「主体性と意志を持って生きる」でも書きました。


主体的に関わるとは、自分の意志を持って、誰に言われたからでもなく、

命令指示されたからでもなく、自らが対象に向かうということです。


そのために必要な事は、現実(対象)に対して信頼があることです。

不信があれば現実(対象)は敵です。

敵に対しては、文句を言って人ばかりを責めます。

そして逃げるか戦うかのどちらかの一方通行になります。

現実(対象)に信頼がなければ、関わりを持とうとはしません。


自分と現実(対象)の間に、信頼と親和性があることが正常で健康なことです。

心を病む人は、現実(対象)を信じられず、本当は人に頼り甘えたいのに、

人に頼れない、甘えらえないで孤立していきます。


いつもしたいこと出来ずに、欲求不満と葛藤に悩まされ、

他者ばかりか、自らが自らに歯向かうようにも感じ、

ますます苦しくなることになります。


先生は生徒を信じない、生徒も先生を信じないとなるとこれは大変なことです。

教育という名のもとに管理し、学校や先生の価値観を押し付けることにもなりかねません。

家庭においても親子が互いに信じ合わなければ、相互性はなく一方通行の交流となります。

そこにあたたかい心の交流はありません。


人としての基本に大切なものは、0~1.5歳の間に最初に学習される『基本的信頼』です。

わずか生後18か月の時期に人が学習することだということは、

世間一般にもあまり知られていません。


生後18ケ月の時期に欠けたものを後に学習するには、時間と労力とお金もかかりますが対応することです。


これから子どもを持つことを考えている方、また子育て中の方、

基本的信頼の大切さを知って、今日から今から子どもさんに対応しましょう。



                                       インテグレーター(精神分析家) 登張豊実


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