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分析家の独り言 629(子どもの性格)


人にとっての最初の対象は母であり、次に父が登場します。

親との関係で対人関係がつくられていきます。

この親との交流の仕方にパターンが生まれます。


例えば、怒られないためには、見捨てられないためにはどうしたらいいだろう、

褒められるためには、可愛がられるためにはどうしたらいいだろう、と子どもは考え、

親との交流の仕方のパターンをつくっていきます。


言いたいことを言って、欲しいものを要求したら怒られたから、我慢して言わないようにしようとか、

両親が喧嘩をするので、その仲裁役に自分がなったり、愚痴の聞き役になる子もいます。

兄弟の下の者は兄や姉を見て、怒られないためにはどう振る舞えばいいかを学習します。

これらはいずれにしても親の顔色を見て配慮し、自分を出せない性格になっていきます。


反対に『オールOK』され、受け入れられれば、何でも言える物おじしない

積極的な明るい性格になります。


また、同じ母親から生まれた兄弟でも、育った時の家庭状況や親の自我状態異なるため、

子ども達の性格はそれぞれ違います。


対人関係のパターンをつくる目的は、一つには安全性です。

対人関係をスムーズにし、自分が傷つかないようにする必要があるからです。


特に子どもは親に逆らって怒られたり、待遇が悪くなったりすると日常生活に困ります。

見捨てられ、「家を出て行け」と言われたら、子どもの力では一人で生きていけません。


だからこそ、子どもは親の庇護のもとで、大切にされて育つことです。

しかし実際には虐待など、厳しい状況の中で育つ子ども達も多いと思われます。


昨日9日、千葉県で4歳と1歳の幼い姉妹を母親(36歳)が手にかけ殺害したという事件が起きました。


親の対応の仕方によって、子どもの性格がつくられる割合は大きいといえます。

怒ったり否定して育てれば、反発心や攻撃性を内に秘めたおとなしい子になるか、

そのまま乱暴な子になります。

優しく接して育てれば、優しい心を持った子になります。

子どもに何か問題が起きた時、子どもを責めるより、

親が我が身を振り返り反省することが大切と考えます。


                                   - インテグレーター養成講座1 性格論- より


                                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実


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