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分析家の独り言 336 (コンプレックス、自分を知る)

子どもに対応する母親が、様々なコンプレックスを抱えている。

これを抱えながら子どもにオールOKするのは至難の業である。

私も娘達にオールOKする中で、失敗がたくさんある。

まだ小さかった娘が、「お母さん褒めて」と言ってきたことがあった。

その時私は、「お母さんも褒められたことがないから、褒められない」と言った。

それから娘は大きくなり、またある時「オカンが褒められたか褒められなかったなんか、私には関係ない」「褒めてっていってるんやから、褒めたらいいやん」と言われた。

私は私のことで精一杯で、娘のことを考える余裕がなかった。

私が母に褒めて欲しかったのだ。

しかし褒められたことのない私は、娘の「褒めて欲しい」という言葉を受け取ることが出来なかった。

それどころか、あんた達はいいよね、言いたいことが言えて。

私なんかそんなもんじゃなかった。

祖母と母の喧嘩や、したくもない宗教をやらされてやらなければ家に置いてもらえず、どれだけ辛い想いをしたか。

それに比べれば、ずっと幸せでしょ、それなのにまだ要求するの、と心の中で思っていた。

この私のコンプレックスに整理をつけるのに時間がかかった。

子どもの側からすれば、私がどういう育ち方をし、どれだけ嫌な想いをしたかなど関係ない。

それを言ったところで、子どもにとっては愚痴でしかない。

子どもはそんな母親の愚痴など聞きたくないのは当然である。

子どもにオールOKするには、対応する母親の無意識・コンプレックスを見て知ることである。

自分を知った分、子どもの気持ちがわかる。

自分を受け入れただけ、子どもを受け入れられる。

全ては自分。

自分を知ること。


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